2025/12/09 14:05
冬の空に仲良く並ぶカストルとポルックスは武勇に優れた双子の兄弟でした。
カストルは人間である母親の血を濃く引き継いでおり、弟ポルックスはゼウスの血を引く不死身でした。
戦場で命を落とした兄カストル。兄の死を深く悲しみ、ポルックスは自分の不死を解いてほしいと大伸ゼウスに懇願しました。兄を慕うポルックスの心に打たれ、双子座として天の星座になったとされています。
冬の東の空に、兄カストルから昇っていきます。
次に昇る弟ポルックスは一等星です。
古代バビロニア時代では知恵の神、バビロンの守護神の2神として、ローマ時代には船乗りの神として崇められていました。日本では兄弟星、めがね星などの名前で親しまれていました。
ギリシャ神話に登場する「ディオスクロイ」も双子座のことで、「ゼウスの子ら」を意味する名前です。
雷雨時など船のマストでみられる放電現象は「セントエルモの炎」といわれますが、これはこの双子が乗船したアルゴ船が嵐に見舞われた際に、オルフェウス(こと座)が神に祈りをささげた後、双子の頭上に光が現れたことが由来となっています。
この出来事からカストルとポルックスは船乗りの守護神といわれて言われるようになりました。
3大流星群のひとつふたご座流星群は12月14日の夕方から15日の明け方にかけて活動が活発になることが予想されています。14日の21:00頃は月あかりの影響も少なく一時間に30個ほどの流星が観察できると予測されています。
ふたご座が空に高く昇る15日の深夜2:00には流星の数も観測しやすくなるため、空の広い範囲を見渡すと一時間に50個ほどの流星が観察できるかもしれません。
冬本番の寒さとなります。暖かくして流星群をお楽しみください。
月明かりも少ないため、流星を観察するときはあらかじめ明るい時間帯に場所の事前確認をお勧めします。
今年はサイトをリニューアルし、流星群と開店日を結び付けながら活動してきました。
よく知られる3大流星群(1月しぶんぎ座・8月ペルセウス座・12月ふたご座)だけでなく、観測可能な流星群は1年で10回ほど訪れます。
10回も星の舎をOPENできていませんが、毎回オープンの時期になるとお客様からのお問い合わせが増えたり、
流星群の話題で盛り上がったりします。
星の巡り、季節の巡りをともに感じながら歩んでいくことのできる仲間がそばにいるというのは、本当に心強く幸せなことです。
この季節が来たらまたあの星に出会える。この季節が来たらまたこの作品に出会える。
この世界を美しく彩る星々、そして作品を愛してくださる方々に心から感謝申し上げます。
これからも多くの作品をご覧いただけるよう工夫してまいりますので、ぜひ遊びに来ていただけたら嬉しいです。
そして、流星群の期間だけでなく、いつの日も輝く星々が私たちを見守ってくれていることを覚えていてくださいね。
引用:美しい星座絵でたどる四季の星座神話
